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advantageサポート選手のレースレポートをお届けします。

2005年度レースレポート

「筑波モト・ルネッサンス」レース

アドバンテージサポートのMOTO CORSE bimota DB5C-1080

■開催日/予選:2006年11月26日
■開催場所/筑波サーキット

関東初開催のモトルネッサンス。また、今年最後のビッグイベントということもあり、多数のお客様や各2輪専門誌の記者の方がご来場し、ピット内においてもDB5C-1080は大きな注目を集めておりました。

DB5C-1080が参戦したのは、数あるレースカテゴリーの中で最も激戦区と言われ、注目度も高いACT(空冷ツイン)クラス。結果は、

 須貝選手(1号車)
 予選 1位、決勝 1位(ライセンス区分により賞典外)
 ベストラップ 1'02.39
 塙選手(2号車)
 予選 4位、決勝 4位

マシンの開発期間、ライダーの練習期間共に少なく、きびしい環境の中での参戦でしたが、マシンのポテンシャルの高さとライダーの技量に助けられ、期待以上の結果を残す事が出来ました。

 

「筑波モト・ルネッサンス」レース

■開催日/予選:2006年11月26日
■開催場所/筑波サーキット

モト・ルネッサンスレースは普段はF-1開催で有名になった岡山国際サーキットで開催されている参加型レースです。今回は初めての関東開催となり、17クラス220台以上のエントリーを集めるなどまずはイベントとして大成功に終わったのではないでしょうか。DEAL-Zですがオリジナルフレームの為、30年前のマシンにもかかわらず最新マシンと同じSAMURAI3クラスという一番過激なクラスでの参戦となりました。心配されました天候でしたが、大きな崩れも無く、楽しみにしていたエントラントと観客、更にはオフィシャルの方々にも応援されてしまう熱いレースとなりました。

【予選】
速さの違う3クラス混走(DEAL-Zは一番速いクラス)という異例の予選に安全面での不安を感じながら33台が10分間という短い予選を戦います。10分間では6周~7周がやっと。先頭でスタートしても2週目には周回遅れが出る中、クリアラップが取れないながらも順調にタイムアップ。路面温度が低いにもかかわらずチェッカー前2周でタイムアタック。1‘00“336で2番手グリッドを確保!ポールポジションは最新マシンでしたがなんと59”837というとんでもないタイム。パワー差も大きく前に出られたら非常に厄介なためスタートに集中します。

【決勝】
吐く息の白かった予選より若干気温も上がり良いレースが期待できる2番手ポジション。グリッドへマシンを並べフォーメーションラップを1周します。なんとここで「DEAL-Zが転倒」のアナウンス。ライダー(HAMMER)は無事?マシンは?幸いエンジンも掛かりライダー自らグリッドへ。ですがハンドルバーが大きく曲がりレースにならない状態の為、急遽ピットで修復作業に入ります。STAFFの懸命な作業で数十秒で修復!ピットスタートから前の見えない追い上げのレースを続けました。

そんな中、他車のトラブルが原因でレースは赤旗中断。チームにとっては非常にラッキーです。次の再スタートまでの時間をマシンの修復及びガス補給に使い、レースが出来るレベルまで修復完了。最後尾スタートにはなってしましましたが残り6周のレースでの追い上げが見ものです。遥か先のトップを目指し予選タイムに匹敵する走りで怒涛の追い上げが開始!しかし1分+αのサーキットで6周となると現実は厳しく、トップから7秒遅れの6位でフィニッシュ!!
結果はあまり良くありませんでしたがTEAMとしては参戦開始4戦目にして初完走です♪モチベーションとポテンシャルの組み合わせがまとまってきた1戦で非常に良いレースパフォーマンスが出来ました。

 

全日本モトクロス選手権シリーズ第10戦最終戦、SUGO 第44回MFJグランプリ

サポートライダー
IA-1クラス
♯2  高濱龍一郎選手 ヒート1 4位:ヒート2 5位 
♯13 平塚 雅樹選手 ヒート1 不出場:ヒート2 不出場 
♯20 小川 裕紀選手 ヒート1 13位:ヒート2 8位
♯35 吉田 勝選手  ヒート1 17位:ヒート2 16位

IA-2クラス
♯331 新井 宏彰 ヒート1 4位:ヒート2 5位

■開催日/予選:10月21~22日
■開催場所/宮城県、スポーツランドSUGO

全10戦で争われてきた今シーズンの全日本モトクロス選手権シリーズ。その最終戦、第44回MFJグランプリモトクロス大会は、10月21~22日に宮城県のスポーツランドSUGOで開催された。3月に行われた開幕戦、5月には世界選手権日本GPに続き全日本最終戦の舞台となったSUGOモトクロスコースは、ハイスピードのアップダウンやビッグテーブルトップなど、ダイナミックなレイアウトが特徴。元々路面は滑りやすい粘土質だが、大量のウッドチップや砂を搬入し入念な掘り起こし作業を行うことでグリップを確保。コーナーも複数のワダチが出来るなど変化が多くなり、どのクラスも見応えのあるバトルが展開された。大会期間中は天候にも恵まれたため、公式発表で11,200人の観客が詰めかけ今シーズン最後のレースを楽しんだ。

IA1第1ヒート
ホールショットを決めた福留善秀をすぐにパスしトップに躍り出ると、後続を寄せつけぬ圧倒的な速さで1周目からリードを広げる。2番手には福留が付け、スタート直後は大河原功次、溝口哲也、中村友則がこれに続くが、2周目に溝口が福留を抜いて2番手に浮上。しかし溝口は直後に転倒を喫して3番手に後退し、そこから徐々にポジションを落してしまう。また5周目まで4番手をキープしていた大河原も後半に入ると順位を下げ、一旦は出原忍が3位に浮上するが、出原は次の周に転倒。代わって高濱龍一郎が3番手にポジションを上げる。 熱田がリードを続ける一方、ランキング2番手で臨んだ成田 亮は、スタート直後にエンストさせてしまい最後尾からの追い上げを強いられる。レース後半、意地の追撃を見せ高濱の背後までポジションを回復させた成田は、ラスト3周でついに高濱を捉え3位に浮上。しかし熱田は、ライバルを寄せつけない力強い走りで真っ先にチェッカーをくぐり抜け、今シーズン10勝目を飾り5年ぶりとなるタイトルを決定した。福留は2位で自己ベストのリザルトをマーク。成田は3位でフィニッシュした。

第2ヒート
ホールショットを決めたのは溝口。しかしすぐに熱田が溝口をパスしトップに浮上。2番手に後退した溝口は2周目にエンストでマシンをストップさせてしまい大きくポジションを落してしまう。 代わって2番手にポジションを上げた福留は、熱田に猛チャージをかけて3周目にトップへと浮上。福留のリードは7周目まで続くが、背後をぴたりとマークしていた熱田は、疲れが見え始めた福留の様子を見逃さず、再びトップを奪い返す。後半も全くペースを落とすことなく走りきった熱田は、2位以下を大きく引き離してトップでチェッカーを受け、今シーズン4回目のパーフェクト優勝で自らのタイトルに華を添えた。福留はまたも2位でフィニッシュ。大河原とのバトルを制した戸田が3位で今季2度目の表彰台を獲得した。2度目のタイトルを手にした熱田は、レース後「前回成田選手が2位でタイトル決定がギリギリ最終戦に持ち越しとなったが、おかげで地元でチャンピオンを決めることができた。開幕戦のSUGOがピンピンだったので、最後もピンピンで締めくくろうと思っていたが、最高のレースができました。」とコメントした。

IA-2クラス
IA2クラスには、世界選手権MX2クラスのチャンピオンに輝いたクリストフ・プーセル(フランス)がゲスト参戦。タイトルの行方はもちろんだが、弱冠18歳でワールドチャンピオンとなったプーセルの走りに注目が集まった。決勝第1ヒートそのプーセルが鮮やかなスタートダッシュでホールショットを決めトップに浮上。ポイントランキングトップの小島は2番手に付けてレースをスタートさせる。スタートからいきなり大量リードを築いたプーセルの後方では、小島が2番手、3番手の井上眞一に続き平田は4番手で1周目のコントロールラインを通過。2周目、井上をパスした平田は小島の背後に迫ると、小島もこれに応戦するが、8周目、平田がついに小島をパスし両者のポジションが入れ替わる。後半、完全な独走態勢を築いていたプーセルが12周目に突如スローダウン。2番手を走行していた平田が追い付くのを待ってトップを譲ったプーセルは、平田と小島の間に入って援護射撃の体制を見せるが、14周目に再びトップに出るとそのままペースを上げてトップでチェッカー。プーセルに引っ張られる形で小島を引き離し単独手走行となった平田が2位、小島は3位でフィニッシュし、タイトル決定は第2ヒートへと持ち越された。

第2ヒート
ホールショットを決めたのは須田 純。1周目、須田のすぐ後ろに付けたプーセルがすぐにトップに出ると須田も一瞬順位を入れ換えるが、再びトップを奪い返したプーセルは桁違いのスピードでラップを刻み、あっという間に後続を引き離すとリードを広げ始める。プーセルが独走を続ける遙か後方では、須田がポジションを下げ、代わって釘村 忠が2番手に浮上。小島、新井宏彰、平田が後に続き、5周目には小島が釘村をパスし2番手に浮上すると、9周目には平田も釘村をパスして3番手に浮上する。レースは、世界チャンピオンの貫祿を見せつけたプーセルが、最終ラップにピットインして再びコースに戻る余裕のパフォーマンスを見せるなど13位以下をラップ遅れにする圧倒的な強さでパーフェクト優勝を達成。タイトルに王手をかけた小島と最後まで意地を見せる平田のバトルは、ヒート1と同様テールtoノーズの接近戦となるが、15周目、ついに平田が小島を捉え2位に浮上。しかし小島もきっちりと3位のポジションをキープしてフィニッシュし、小島が初のタイトルを獲得した。「今日はレースを楽しめた。全日本に参戦できたことをカワサキに感謝したい。」とプーセル。全日本チャンピオンに輝いた小島は、「(平田)優君に競り負けたのは残念だが、自分の走りができたし、目標としてきたタイトルも決められてすっきりした気分。次はIA1のチャンピオンを目標にさらにレベルアップして行きたい。」とコメントした。

 

 

全日本選手権第6戦 岡山国際レース

サポートライダー
JSB1000クラス
♯13 須貝 義行 予選16位:決勝11位

GP125クラス
♯1 菊池 寛幸 予選22位:決勝リタイヤ
♯2 仲城 英幸予選8位:決勝リタイヤ
♯12 井上 誠予選10位:決勝6位
♯36 徳留 真紀予選9位:決勝7位
♯48 富沢祥也予選2位:決勝2位

■開催日/予選:10月14日(土)、決勝:10月15日(日)  ■天候/予選:晴れ・ドライ 決勝:晴れ・ドライ
■開催場所/岡山県・岡山国際サーキット(3.703Km) ■観客数/予選:3,030人・決勝:18,200人

■JSB1000クラス
上位チームにスポット参戦ライダーが増えるなど不安材料はありましたが11位フィニッシュすることができポイントランキングも伸ばすことができました。

須貝義行のコメント
次戦はいよいよ最終戦の鈴鹿MFJグランプリです。
ボーナスポイントもありランキング上、非常に重要なレースとなります。
一つでも上のポジションを目指し全力で戦いますので皆様の熱い声援をお待ちしております。

■GP125クラス
ポールポジションからスタートした中上貴晶がホールショットを奪い、2番手グリッドの富沢祥也、岩田は、オープニングラップのアトウッドカーブで富沢をかわすが、中上をマークしたい富沢は、すかさず岩田を抜き返す。中上を先頭に、富沢、岩田の3台が、オープニングラップから4番手以下を引き離し、トップグループを形成していく。2周目の1コーナーでは富沢が中上をかわしてトップを奪う。これに岩田も続き、アトウッドカーブで中上をかわす。しかし、中上もダブルヘアピンの進入で抜き返し、再び2番手に浮上する。トップを走る富沢は、ややリードを広げるが、中上もペースを上げて、その差をつめていく。そして5周目のホームストレートで中上が富沢をかわしてトップを奪う。中上と富沢は、次々と順位を入れかえる激しいバトルを繰り広げていくが、8周目のバックストレートで富沢は、捨てシールドを取ろうとした際に、キルスイッチを押してしまい失速。このまま中上が独走体制を築くかと思われた。

岩田も、この辺りから遅れ始め単独3番手を走行する。その後方では、井手敏男、竹内吉弘、井上誠、徳留真紀、山本武宏が激しい4番手争いを繰り 広げていた。また、22番手グリッドから9番手まで追い上げていた菊池寛幸は、12周目にマシントラブルでリタイアしている。トップ争いは、レース終盤を迎えた13周目辺りから、富沢がペースを上げ、ファステストラップたたき出して中上との差を縮めていく。14周目に富沢は、中上の背後に迫ると15周目のヘアピンでトップに浮上する。再び激しいバトルを始めた2台は、順位を入れかえながら最終ラップを迎える。トップを走る中上は、全力の走りで富沢を抑えきりトップでチェッカー。5連勝で見事チャンピオンを獲得した。富沢は、惜しくも2位。岩田が3位でゴールした。2列目8番手グリッドにつけていた仲城英幸は、朝のウォームアップで転倒。右手を痛め、決勝をキャンセルした。

富沢祥也コメント
(中上に)離されたときは、ストレートでシールドを捨てようとしたらキルスイッチを押してしまい遅れてしまった。追い上げは、きつかったけれど全体的にバイクが決まっていたので、後は人間が合わせるだけだった。ラストラップは、前に出たかったけれど、ダブルヘアピンの2個目で勝負をかけたら予想以上にトラクションがかかってリアが流れてしまった。チェッカーまでストレートで並べるように頑張ったんだけどね。
徳留コメント
「足周りの状態は走る度に良くなって来てはいるが、まだ自分の本来のスタイルには合わせ切れていない。それでも、これまで抱えていた原因不明の大きなハネは解消出来ていたので、ブレーキングを含めコーナーへのアプローチや高速コーナーでのスピードは周りよりアドバンテージがあった。だがそれ以上に、エンジンのポテンシャルが発揮出来ていなく、立ち上がり加速とストレートスピードで辛い展開となった。実際もう少し前でゴール出来たかもしれなかったが、今回はうまく事が運ばず本領発揮とは行かなかった。次回は全日本最終戦のスズカ。出来ることはすべてやって、優勝目指して頑張りたい。」
菊池寛幸コメント
「土曜日の朝から出たエンジントラブルは最後まで原因がわからず、決勝もその問題が続きました。できることはすべて試みたのですが、マシンの調子が戻ることはなかった。レースの序盤はそれでも我慢したのですが、マシンの状態は悪化していき、不本意ですがリタイアするしか選択肢は残っていなかったです。レースではこういうこともありますが、応援に来てくれたファンには申し訳なく思います。この悔しさを
最終戦で晴らしたいと思います」

 

全日本モトクロス選手権シリーズ第9戦決勝 (広島グリーンパーク弘楽園)

サポートライダー
IA-2クラス
♯331 新井 宏彰 ヒート1 1位:ヒート2:1位

IA-1クラス
♯2  高濱龍一郎選手 ヒート1:ノーポイント:ヒート2:5位
♯13 平塚 雅樹選手 ヒート1:欠場  :ヒート2:欠場
♯20 小川 裕紀選手 ヒート1:10位  :ヒート2:14位
♯35 吉田 勝選手   ヒート1:14位  :ヒート2:8位

■開催場所/広島グリーンパーク弘楽園

第9戦中国大会。舞台となったのは、5月の第4戦の会場でもある広島県のグリーンパーク弘楽園。マシンとライダーが大空に高々と舞うビッグジャンプやロングフープス、ハイスピードのアップダウンなどを有するダイナミックなレイアウトが特徴。絶好のレース観戦日和に連休が重なったこともあり、公式発表で12,500人の観客がレースを楽しんだ。

決勝第1ヒート。
アドバンテージサポートの新井は今回新しくFCCのスペシャルクラッチとDID最新のカムチェーンSVタイプを
装着し残り2戦に万全の体制を喫して望んだ。タイトル争いを繰り広げてきた小島庸平と平田 優の争いは1コーナーをアウトからホールショットを決めた小島に対し、インに滑り込んだ平田が小島に並びかけて一騎討ちの様相を呈するが、直後に平田がコースアウト、再スタートに手間取った平田は脱落してしまう。レースはスタートからリードした小島を、2番手に浮上した新井宏彰が猛追する展開となり、小島にプレッシャーをかけ続けた新井が7周目に小島をパスしトップに浮上。一旦は抜き返した小島だが、このコースを得意とし熟知した新井のペースが上回り、激しい攻防戦の後10周目に再び新井が前に。レースは終盤小島を突き放した新井が毎撒く戦以来となる優勝で今季2勝目をマーク。中段から追い上げてきた勝谷武史が終盤小島に迫ろうとするが、これを振り切った小島が2番手でフィニッシュ。勝谷が3位表彰台を獲得した。

第2ヒート。
ヒート1優勝で勢いに乗る新井がスタートを決めた須田 純をすぐにパスし、本コースに入っての2周目は新井、須田、井上の順にコントロールラインを通過。序盤は勢をスズキの小島、ホンダの勝谷が追う展開となる。
しかし5周目、勝谷にパスされた小島が直後に1コーナーでスリップダウンを喫して後退。3番手を走っていた井上がポジションを下げた一方で、得意の追い上げの展開に持ち込んだ勝谷は、後半須田を捉えて2番手に浮上。勝谷はさらに追撃を続けるが、新井の絶対的な走りの前に勝谷は届かない、序盤からの終始快調なペースで周回を重ねていた新井が、大量リードに守られ悠々と逃げ切って優勝。開幕戦でA級初優勝を飾った新井が、自身初のパーフェクト優勝を飾った。勝谷が2位。平田は、執念の追い上げでラスト須田をパスし3位でフィニッシュ。レース後新井は、「テストでいつも走り込んでいるコース。ラインは知り尽くしているしパッシングポイントも分かっていた。A級5年目で初のピンピン、最終戦も1-1を狙いたい。」とコメントした。

IA1第1ヒート、
ホールショットを決めた熱田孝高に溝口哲也が続き、ショートカットで戻ってくる1周目のコントロールラインを通過。フルコース走行となる2周目、溝口が熱田をパスしトップに浮上する。熱田は出原忍にもパスされるが、すぐに抜き返すと2番手をキープ。前半は快調なペースでラップを刻む溝口のリードで推移するが、後半に入ると熱田のペースが上がり、トップ溝口との差が接近する。終盤、ついに溝口の背後に追いついた熱田は、追い上げてきた勢いで一気に溝口をパスしトップに再浮上。2番手にポジションを下げた溝口も意地を見せ熱田に付いていこうとするが、最後は熱田が溝口の追撃を振り切り、トップでチェッカー。2位は溝口。熱田、溝口からやや離されての3位争いは、がポジションを落とす間に、ケガからようやく復帰できた中村がじわじわとポジションを上げ、ラストをパスし復活をアピールする3位表彰台を獲得した。「スタートから軽快に引き離すつもりが、溝口君が速くて先行されてしまった。抜き返すことが出来てよかった。」と熱田。一方の溝口は「スタートも決まったし熱田君も抜くことができて自分のスタイルのレースができたが、彼の方が一枚上手だった。」とコメント。また表彰台に立つのは開幕戦以来となる中村は、「まだまだ本調子とはいかないなかで、自分のペースを保っていたら周りのペースが落ちてきた。表彰台に上がろうなんて思ってもいなかったから、たまたまです。」とコメントした。

続く第2ヒート、
1コーナーを真っ先にクリアしたのは熱田。一気にスパートし後続を引き離しにかかる熱田に続き、出原、戸田蔵人、中村の順に1周目のコントロールラインを通過する。ハイペースな走りで熱田がリードを広げる一方、中村は単独転倒で、また戸田はトラブルでポジションダウン。代わって中段の中から追い上げてきた成田亮が出原をパスし2番手に浮上。その後方では出原に追いついた加賀真一が出原とテールtoノーズのバトルを繰り広げる。レースは結局熱田が独走のままフィニッシュし、今季3回目のパーフェクト優勝を達成。成田が単独2位。チェッカーフラッグまで続いた出原と加賀のバトルは、最終コーナーでしかけた加賀が出原に並びかけるも、タイヤひとつの差でこれを抑えた出原が3位で表彰台を獲得。加賀は4位でフィニッシュした。

 

全日本モトクロス選手権シリーズ第8戦決勝 近畿大会 名阪スポーツランド

サポートライダー
IA-1クラス
♯2  高濱龍一郎選手 ヒート1 9位:ヒート2 リタイア
♯13 平塚 雅樹選手 不参加
♯20 小川 裕紀選手 ヒート1 16位:ヒート2 18位
♯35 吉田 勝選手  ヒート1 13位:ヒート2 9位

■開催場所/名阪スポーツランド

会場の名阪スポーツランドは、三重と奈良県の県境、奈良県側に位置するマウンテンコースで、全周に渡る山砂のサンド路面が特徴。アップダウン、大小のコーナー、ハイスピードのストレートジャンプ、フープスやコンビネーションジャンプなど変化に富んだレイアウトで、今回フィニッシュジャンプから1コーナーの間に2つのコンビネーションジャンプが追加され、コース距離が若干伸びると同時に更にテクニカルな変化が与えられた。近畿、中部地区を中心に公式発表で16,758人の観客が観戦に訪れた。

IA-1
第1ヒート。ランキングトップの熱田孝高、2番手の成田 亮の二人がスタートで接触し、揃って大きく出遅れる波瀾含みのスタート。直後の2コーナーではホールショットを決めた福留善秀、高濱龍一郎らが絡むマルチクラッシュが発生し、難を逃れた増田一将、溝口哲也、戸田蔵人、加賀真一らが上位で1周目のコントロールラインを通過する。

2周目、トップの増田がペースを上げ後続を引き離しにかかる。一方で2番手に付けていた溝口はペースが上がらず戸田、加賀にかわされてしまう。中盤、快調なペースでリードを広げていた増田が単独転倒。トップのまますぐに再スタートした増田だが、直後にジャンプで周回遅れのライダーと接触し、今度は大きくポジションを落とす。単独2番手を走行していた戸田が自動的にトップに浮上するが、終盤、後方から猛烈な勢いで追い上げてきた熱田がするすると2番手に浮上し、ラスト戸田の背後に迫ると一気に逆転。戸田も必至で熱田を追うが、結局ハイペースで追い上げてきた熱田が鮮やかな逆転勝ちで今季7勝目をマーク。 2位は戸田、一旦はミスで後退したものの、後半再び溝口をパスした加賀が3位でフィニッシュした。熱田とほぼ同じポジションから追い上げた成田は7位止まり。前半トップを快走した増田は、2度目のクラッシュでレースをリタイアした。

第2ヒート、得意のスタートでホールショットを決めたのは溝口。増田、福留、戸田、成田、高濱、熱田、北居の順に1周目のコントロールラインを通過。トップ溝口をぴったりとマークし様子を伺っていた増田は、3周目にペースを上げると一気に溝口をパスしてトップに躍り出る一方、混戦の第2グループにいた高濱は、4周目に激しくクラッシュしリタイアとなる。ハイペースで周回を重ねる増田は中盤以降独走態勢を築きレースを完全にリード。

中盤、溝口が遅れ出し成田が単独2番手に浮上。また熱田も溝口を抜いて3番手にポジションを上げる。後半、ライバル成田の背後に迫った熱田はこれをパスし2番手に浮上。一方いまひとつペースの上がらない成田は、福留、戸田、北居のアタックを受けるとこれを防ぎきれず、ズルズルとポジションを落してしまう。結局レースは増田が独走のままフィニッシュし今季3勝目をマーク。熱田が単独2位。戸田のプレッシャーをかわした福留が3位でクラス初となる表彰台を獲得。福留車に加え、今大会から熱田、増田車にもインジェクションを採用したホンダが、1-2-3でこのヒートの表彰台を独占した。

IA-2クラス
♯331 新井 宏彰  ヒート1 4位:ヒート2 7位

IA-2
決勝第1ヒート。ホールショットを決めた尾崎友哉に平田 優、小島庸平が続きレースがスタート。
1周目、平田が尾崎をパスしトップに浮上。 直後に平田はミスポジションを下げ2番手にいた小島が代わってトップに出る。しかしその小島も新設されたコンビネーションジャンプを飛びきれず、バランスを崩して転倒。これで再度トップに立った平田は一時小島に10秒近い差をつけて後半をリードするが、終盤に差しかかると平田が急にペースダウン。背後で小島は、平田との差を一気に縮めると最逆転に成功。小島のペースは終盤も衰えず、最後は平田に10秒近い差をつけた小島が逃げ切って優勝。平田は2位尾崎は3位でフィニッシュした。

第2ヒート。好スタートを決めた釘村 忠を先頭に、井上真一、中堀敏宏、の順に1周目のコントロールラインを通過、一方ヒート1で鮮やかな逆転優勝を飾った小島は、スタート直後に転倒し、最後尾からの追い上げを強いられる。前半は釘村がリードを広げるが、中盤2番手争いから抜け出した平田が釘村に急接近し一気に逆転、レース後半、平田がリードを広げる一方、混戦となった2位争いは、後方から猛烈な勢いで追い上げてきた小島が先行するライダーを一気にゴボウ抜きし、小島が2番手に浮上する。また、2番手を走行していた尾崎を小島がパスする際に、尾崎がバランスを崩してペースダウンしたのを見逃さず、加藤が尾崎をパス。レースは、最後までハイペースを維持した平田が独走で今季7勝目をマーク。怒濤の追い上で小島が単独2位、加藤は3位でA級初となる表彰台を獲得した。

なお、ヒート1でクラッシュした勝谷武史は、転倒のダメージが残ったためにこのヒートをリタイア。この結果、ランキングトップ小島と平田の差は変わらず依然小島がトップ。ノーポイントに終わった勝谷を抜いてアドバンテージサポートの新井宏彰がランキング3番手に浮上している。

 
 

“コカ・コーラ”スズカ8時間耐久レース

サポートライダー&チーム
TRICK☆STAR & B-LINE
松戸直樹:鶴田竜二
#5 予選19位:決勝8位
Kits&O-TEC Suzuka
#66  28位
Team Etching Factory 15
#15  53位
KYOTO DESIGN ACADEMY & JMC
#97

■開催場所/鈴鹿サーキット

7月27日から開始されました“コカ・コーラ”スズカ8時間耐久レース30日73,000人の観衆が見守るなか、定刻の午前11時30分に第29回“コカ・コーラ”鈴鹿8耐がル・マン式スタートで幕を開けた。そして波乱は、オープニングラップに待ち受けていた。モリワキMOTULレーシング森脇尚護がS字で追突されて転倒。さらにヘアピンでは亀谷長純と#45YAMAHA BLUE RACINGコーリン・エドワーズが接触して転倒。その後、5周目のスプーンカーブでエドワーズはマシンを止めてリタイアしてしまう大波乱の展開。序盤、トップに立っていた#7 セブンスターホンダ7の清成龍一だったが、16周目に予定外のピットイン。これで#778 F.C.C. TSR
ZIP-FMRacing Team伊藤真一がトップに立つと、その後はまったく危なげない走りで、パートナーの辻村猛とともに悲願の優勝を遂げた。総合2位には、やはり安定した走りを見せた#101 TOY STORY RT RUN'A & HARC-PRO.、総合3位は#12 ヨシムラスズキwith JOMO。そしてHondaワークスは、岡田忠之と出口修の#11セブンスターホンダ11が総合4位、清成龍一と玉田誠の#7 セブンスターホンダ7が総合5位となり、
#04 仮面ライダーカブトHonda DREAM RTは総合6位となった。アドバンテージサポートのTRICK☆STAR & B-LINEもプライベートチームながら長年のレース経験とその実力を遺憾なく発揮して今年の耐久に望んでいる特に今年はGP250でアドバンテージがサポートしていた元クルツヤマハの松戸直樹選手の加入が大きい。鶴田竜二選手の経験でミスなく走りきり並み居るワークス勢に割って入り8位入賞は見事である。


全日本モトクロス選手権シリーズ第7戦東北大会

サポートライダー
IA-1クラス
♯02 高濱龍一郎選手 ヒート1:12位    ヒート2:8位
♯13 平塚 雅樹選手 ヒート1:7位    ヒート2:12位
♯20 小川 裕紀選手 ヒート1:20位    ヒート2:16位
♯35 吉田 勝選手  ヒート1:17位    ヒート2:17位
IA-2クラス
♯331 新井 宏彰   ヒート1:5位    ヒート2:17位

■開催場所/岩手県東磐井郡藤沢町の藤沢スポーツランド

岩手県東磐井郡藤沢町の藤沢スポーツランドで行われた全日本モトクロス選手権シリーズ第7戦東北大会。コースはサンド質の雄大なレイアウトが特徴で例年、梅雨明け直後の暑さもこの大会の大きな特徴。土曜日の朝一時的にかなりの雨が降ったためコースコンディションはマディ&ウェットとなるが、ショートカットやスタッフによる入念なメインテナンスの結果、ほぼベストの状態でレースが行われた。
決勝日は曇り空から日が差すほど回復したため、公式発表で土日合わせて10,000人の観客がレースを楽しんだ。

IA-1第1ヒート
ホールショットを決めたのは溝口哲也。成田 亮、釘村太一がこれに続くが、1周目、溝口がラインを外してストップし大きくポジションダウン。この間一気にトップに躍り出た熱田を先頭に、成田、加賀真一、釘村の順で1周目のコントロールラインを通過する。溝口に代わってレースをリードした熱田は、序盤からハイペースで後続を引き離し独走態勢に。後続では、加賀が6周目に成田をパスし2番手に浮上する。3番手が成田、増田が単独4番手というオーダーは6周目以降変わらず、予選からダントツの速さを見せつけた熱田が逃げきり優勝、加賀が2位、前回北海道大会で鎖骨を骨折、わずか2週間のインターバルながら強行出場してきた成田が、増田を抑えきって3位表彰を獲得した。

IA-1第2ヒート
ホールショットを決めた溝口が、今度はトップで1周目のコントロールラインを通過。出原、釘村、加賀に続き熱田は5番手、成田は6番手でオープニングラップをクリアする。2周目に釘村と加賀を、3周目には出原をパスし2番手に浮上した熱田は、溝口の背後に迫るとプレッシャーをかけ続ける。5周目、ついに溝口をパスした熱田は、トップに立って以降もペースを緩めることなく攻め続け、後半はまたしても独走態勢に。結局熱田は2位以下に30秒以上の大差を付けてフィニッシュ、開幕戦以来となる今季2度目のパーフェクト優勝を達成した。後続の争いは12周目まで2番手をキープしていた溝口がミスでポジションダウン。代わって出原、加賀が2-3番手に浮上。ラスト加賀が出原を追い詰めるも、逃げ切った出原が2位、加賀は3位でフィニッシュした。1周目を6番手で通過した成田は2周目にミスでポジションを下げ、懸命の追い上げも5位止まり。この結果、前回成田の欠場でポイントランキングトップに浮上した熱田が、さらにリードを広げる結果となっている。

IA-2第1ヒート
土曜日に行われた予選、小島庸平とタイトル争いを繰り広げているランキング2番手の平田 優が、スタート直後にチェーンが切れるトラブルに見舞われシード権での決勝進出となる波瀾。迎えた決勝第1ヒート。イン側のスタート位置からホールショットを決めたのは小島。安全上の理由から2列目スタートではなくアウト側の余ったグリッドを得た平田は、1コーナーの大外を回って上位に食い込むと、小島に続き2番手で1周目のオープニングラップを戻ってくる。スタートからリードする小島を平田が追う展開は、中盤一旦は平田が小島の背後に迫るも、後半さらにペースを上げた小島が逃げ切って優勝。平田が2位。井上眞一、渡辺 学、勝谷武史による3位争いは、勝谷が一旦は前に出たもののミスでポジションダウン、終盤、井上をパスした渡辺がミスをカバーしながら3位でフィニッシュ。前回北海道大会から3ヒート連続となる表彰台をゲットした。

IA-2第2ヒート
ホールショットを決めた小島に続き、須田 純、渡辺、井上、勝谷、平田の順で1周目のコントロールラインを
通過、一気にスパートした小島が序盤からリードを広げる一方、後続では平田が勝谷、渡辺、井上、須田を次々にパスし2番手に浮上。一旦は平田にパスされた勝谷もこれを追って3番手に浮上する。レース終盤、平田と勝谷の2位争いは、後半ペースが落ち始めた小島に急接近。ラスト3周、まず平田をパスし2番手に浮上した勝谷が小島にアタックすると、小島も再びペースを上げて応戦するが、ラストラップ、二人のトップ争いは、逃げる小島が周回遅れのライダーにラインを塞がれる形で失速。この隙に前に出た勝谷が土壇場の逆転で今季3勝目をマーク。小島は悔しい2位。平田が3位でフィニッシュした。

 
 
 
 

 

2006全日本モトクロス選手権シリーズ第6戦北海道大会

サポートライダー
IA-1クラス/♯2高濱龍一郎選手、 ♯13平塚雅樹選手、 ♯20小川裕紀選手、 ♯35吉田勝選手

■開催場所HSR九州

2006全日本モトクロス選手権シリーズ第6戦北海道大会は、北海道のほぼど真ん中に位置する和寒町のわっさむサーキットで行われた。前回九州大会から一転、舞台を北に移し行われる後半戦最初のレース。舞台となる同会場は、北海道のイメージとはほど遠いトリッキーなレイアウトが特徴。山の斜面を縫うように上り下りする急傾斜の長いアップダウンが見せ場となる。

天候は土日とも快晴。上空には梅雨のない北海道ならではの澄みきった青空が広がり、初夏の強い日差しが照りつけた。湿度がない分木陰は涼しいが、コース上は気温も上昇。ライダーは危険度の高い難コースに加え、暑さとの闘いも強いられた。今シーズンのTeam SUZUKIは、IA1クラスにインジェクションを採用したRM-Z450WSを投入。加賀真一と新たにチームに加わった戸田蔵人がこれを走らせる。また、IA2クラスには若手の小島庸平を抜擢し、アルミフレーム採用の新型RM-Z250WSを託す。IA1クラスの加賀と戸田はシーズン開幕直前に相次いで手首を負傷し出遅れたが、今後の戸田選手には特に期待をしたい。

今大会に合わせで除礫作業や新たな土の搬入、コースレイアウトの変更や拡張、コースにもみ殻を撒いて保湿性を高めホコリを抑えるなど万全の策を施した。その結果、コンディションは格段に良くなったとの評判。しかし、土日とも快晴に恵まれたため、梅雨のない北海道の初夏ならではの強い日差しが災いし、決勝日の午後は散水が追いつかず砂ポコリが舞う中でのレースとなった。

IA1第1ヒート。
ホールショットを決めたのは大河原功次。しかしすぐに溝口哲也が大河原をパスし、1周目のコントロールラインは溝口、大河原、熱田孝高、釘村太一の順で通過。序盤、大河原をパスした熱田と釘村が2位争いのバトルを繰り広げる間に溝口がリードを広げようとするが、1周目6番手のポジションからハイペースで追い上げてきた増田は、中盤2番手を走っていた熱田に追いつくと9周目にこれをパス。増田の勢いはトップを走る溝口をも完全に上回っており、レース後半の14周目、ついに溝口を捉えた増田は鮮やかな逆転でトップを奪うとそのまま逃げ切って今季初優勝をマーク。2位溝口、熱田が3位表彰台を獲得した。高濱選手は5位、平塚選手は9位と健闘しました。

続く第2ヒート
ホールショットを決めたのは中山 裕。加賀真一、溝口、増田が中山に続きレースが開始されるが、1周目一気にスパートをかけた増田があっさりトップを奪うと、増田、加賀、溝口、戸田蔵人、中山の順で1周目のコントロールラインを通過。序盤、2番手の加賀を突き放して徐々にリードを広げた増田は、後半追い上げてきた熱田の追撃を受けるが、確実な走りでこれを押さえ込むとこのヒートも制して今季自身初のパーフェクト優勝を達成、2位は熱田、溝口が3位、回復著しい戸田選手が4位に入りました。高浜選手は7位、平塚選手が10位と成りました。

サポートライダー
IA-2クラス
♯331 新井 宏彰 
第1ヒート。
ホールショットを決めたのは平田 優。しかし1コーナーを回ってすぐのコンビネーションジャンプで小島庸平が平田に並びかけると、一気に平田をパスしトップに躍り出る。1周目は小島、平田、勝谷武史、渡辺 学、尾崎友哉の順でコントロールラインを通過。序盤は小島、平田、勝谷、渡辺がトップグループを形成し激しいトップ争いを展開するが、まず勝谷が転倒で脱落。また後方では尾崎が、前車の撥ね上げた石がゴーグルを直撃するアクシデントに見舞われペースダウン。これで3人に絞られたトップ争いは、後半に入って勝負をしかけた平田が小島をパスしトップを奪うと、徐々にリードを広げ独走態勢に。小島、渡辺の2位争いは、ラスト2周、渡辺のプレッシャーを受けていた小島が3位に後退。渡辺が2位で新井選手が4位でフィニッシュ。

第2ヒート。
小島のホールショットでレースがスタート。
1周目は小島、ケガから復帰して来た釘村 忠、平田、勝谷、渡辺の順でコントロールラインを通過。2周目、急なアップダウンの間にある逆バンクコーナーで釘村がラインを外しコースアウト。トップ争いは逃げる小島と、追う勝谷、平田をパスした渡辺の3人に絞られる。レース終盤を迎えた15周目、狙いすましたように勝谷が小島をパスしトップに浮上。「キャリアで勝たせてもらいました」という勝谷が鮮やかな逆転で今季2勝目をマーク。勝谷のプレッシャーを受け続けた小島はラスト、今度は3番手を走っていた渡辺の接近を許すが、
なんとか振り切って2位でフィニッシュ。
渡辺は3位。釘村に続き平田は5位新井選手は6位でフィニッシュした。

 
 
 

 

全日本モトクロス選手権シリーズ第5戦九州大会

サポートライダー
IA-1クラス/♯2高濱龍一郎選手、 ♯13平塚雅樹選手、 ♯20小川裕紀選手、 ♯35吉田勝選手

■開催場所HSR九州

全日本モトクロス選手権シリーズ第5戦九州大会、熊本県のHSR九州で開催された。九州地方のモーターサイクルスポーツの拠点HSR九州。モトクロスコースは大小のコーナー、ジャンプが連続するテクニカルなレイアウトが特徴。元々の火山灰の黒土と茶褐色の粘土質の土をミックスしたためコースのパートごとに路面状況が異なり、また全体的に滑りやすい土質のため、タイヤの選択やラインの選び方が勝負のポイントとなる。
 天候は土日とも曇り。決勝日は雨の予報が出されていたが、午後は一時日が差すほどで、多少蒸し暑さを感じたもののこの時期の九州地方としては涼しく、絶好の観戦日和となった。このため公式発表で13,200人という大勢の観客が詰めかけた。

IA1第1ヒート。
ホールショットを決めたのは増田一将。直後にチームメイトの福留善秀が増田に激しく挑みかかり、福留、増田、加賀真一、出原忍、成田 亮の順で1周目のコントロールラインを通過。4周目、1コーナーの進入で今度は出原が福留をパスしトップに浮上。その出原を8周目に成田がパスするなど、上位のポジションは激しし入れ替わる。
 その一方で、スタートで出遅れ1周目10番手のポジションからハイペースで追い上げてきたのが熱田孝高。レース中盤、トップ争いに追いついた熱田は、増田、出原を立て続けにパスすると、9周目には成田を捉えトップに浮上する。しかし成田も諦めずに熱田に食い下がり、後半、完全に成田と熱田の二人に絞られたトップ争いは、15周目に成田が再び先行するものの、迎えたラストラップに熱田が勝負をしかけ逆転。その後も成田の攻めを守りきった熱田が今季4勝目をマークした。2位は成田。後半ポジションを下げた出原に代わり福留と増田によって繰り広げられた3位争いは、最終ラップに福留と増田が接触転倒。この間に再びポジションを回復させた出原が3位表彰台を獲得した。

第2ヒート。ホールショットを決めた釘村太一をパスし、成田がトップ、釘村、溝口、増田、加賀がこれに続きコントロールラインを通過。一方、1周目の混戦の中で大河原功次と小池田猛が接触転倒するアクシデントがあり、熱田はこれに巻き込まれ大きくポジションを落してしまう。トップ争いは、釘村、溝口がポジションを下げ、代わって増田が2番手に浮上。増田の執拗なプレッシャーを受けた成田は、9周目に増田の先行を許
すが14周目に再び増田をパスしトップを奪い返す。終盤、増田の追撃を振り切った成田はトップでチェッカーを受け今季5勝目をマーク。2位は増田。1周目7番手のポジションから追い上げてきた出原の追撃をかわした加賀が3位表彰台を獲得。出原は4位。熱田は23台をパスし5位でフィニッシュした。

サポートライダー
IA-2クラス/♯331 新井 宏彰 
第1ヒート。
ホールショットを決めた平田 優がスタートから小島庸平、勝谷武史、新井宏彰を従えレース前半をリードするも中盤、フロントブレーキにトラブルに見舞われ平田はペースダウンを余儀なくされる。11周目に小島が代わってトップに立つが、次の周には新井、勝谷をパスし追い上げてきた深谷広一が小島をパスしトップに躍り出た。佐賀県出身の深谷は、後半もペースが衰えることなく2位の小島を振り切ってフィニッシュ。2位は小島、小島の背後に迫るも転倒でポジションを落した勝谷に代わって新井が3位でお立ち台を獲得した。

第2ヒート。
平田のホールショットでレースがスタート、小島、井上真一、新井がこれに続く。2周目、小島は平田をパスしトップに浮上。小島が快調にリードを広げる一方、平田はペースが上がらず、13周目には、1周目6番手から新井、井上らを抜いてポジションを上げてきた深谷にもパスされ3番手へと後退する。2番手に浮上した深谷はなおも攻め続け小島追うが、前半に築いたリードを守りきった小島が逃げ切って優勝。
深谷が2位、平田、,新井は4位と続いた。

 
 
 
 

 

“Road to 8hours”鈴鹿300km耐久ロードレース

サポートチーム
トリックスター&B-LINE

主催 : 鈴鹿サーキット
公認 : 国際モーターサイクリズム連盟(FIM) / 財団法人 日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)

コカ・コーラ鈴鹿8時間耐久ロードレース“Road to 8hours”鈴鹿300km耐久ロードレースの開幕だ。
鈴鹿300km耐久ロードレースには、8耐と同様にSBK(スーパーバイク)、SPP(スーパープロダクション)、SST(スーパーストック)、JSB(JSB1000)、XX-F(XX-Formula:Division1、2)の5カテゴリーのマシンがエントリーする。そして何より、HondaワークスのセブンスターホンダがJSB仕様のHondaCBR1000RRWを初登場させるとあって、そのポテンシャルが大いに注目されることになった。

11時20分に始まった予選A組では、8耐のスペシャルステージで3年連続トップタイムを記録しているF.C.C. TSR ZIP-FM Racing Team(SBK)伊藤真一と辻村猛ペア(第1ライダーは辻村)昨年の鈴鹿300km覇者ヨシムラスズキwithJOMO(JSB)の渡辺篤と青木宣篤ペアTOY STORY RT RUN’S&HARC-PRO.(JSB)の小西良輝と安田毅史ペアが勢力の中心となる。昨年GP250クラスから国内レース復帰後森脇レーシングより松戸直樹(1999年全日本選手権GP250クラスチャンピオン)が出走し見事一人で走り切り3位を獲得ポテンシャルの高さを見せ付けたことは記憶に新しい、今年はトリックスター&B-LINEでZX-10Rで挑戦だまたモリワキMOTULレーシングの森脇尚護が予選1回目早々に2分09秒483を記録。これはXX-F Div.1の新コースレコードであるとともに、他の強豪を抑えての総合トップとなった。

予選B組では、清成龍一と高橋裕紀のセブンスター ホンダを筆頭に、YSP&PRESTOレーシング(JSB)の中須賀克行と吉川和多留ペア、Honda DREAMRTの山口辰也と徳留和樹ペアが中心。このなかで、真っ先に中須賀が2分09秒台を記録。しかし、そのタイムをマークした翌周に第1~2コーナーで転倒を喫してしまう。「ピットボードを見たら2分09秒台が出ているのを知って、08秒台をねらったら転倒してしまった」と中須賀。マシンは大破してしまったが、幸いに中須賀自身に大きなケガはなかった。予選A組2回目の終了間際に、小西が2分08秒966のスーパーラップを記録してA組トップに躍り出る。また、森脇も予選1回目での自己記録を更新する2分09秒179をマークしてA組2番手となりさらに伊藤も2分09秒515を叩き出して3番手。渡辺も2分09秒台を記録するが、4番手となった。

続く予選B組では、徳留が2分09秒544、高橋が2分10秒224を記録するが、いずれも1回目のタイムを上回ることができず、この結果、TOY STORY RT RUN’S & HARC-PRO.の小西と安田ペアがポールポジション、モリワキMOTULレーシングの森脇が2番手セブンスター ホンダの清成と高橋は3番手となった。

決勝レースレポート
予選はドライコンディションで行なわれたが、一夜明けた決勝日は前夜からの雨が残りウェットコンディション。しかも、決勝レースが始まる直前に路面は乾く傾向にあり、各チームともにまずはタイヤチョイスに悩まされる。ル・マン式スタートで始まったレースで、真っ先に第1コーナーに飛び込んだのは、ポールシッターTOY STORY RT RUN'A & HARC-PRO.小西良輝。そしてモリワキMOTULレーシングの森脇尚護、F.C.C. TSR ZIP-FM Racing Team辻村猛、セブンスター ホンダ清成龍一らが続く。その後、2輪シケインで清成が辻村をパスして3位に浮上し、カシオトライアングルでは森脇が小西を抑えてトップに浮上する。
こうして、オープニングラップは森脇、小西、清成、辻村、中須賀の順で終了した。

2周目のカシオトライアングルでは、今度は小西が森脇を捉えて首位の座を奪還。 さらに中須賀が辻村をパスして4位に、渡辺が徳留と藤原を抜いて6位にジャンプアップする。4周目、ペースを上げたトップ小西に対して、2位の森脇はペースが上がらずに、ここで約2秒のタイム差が生じてしまう。さらにこの後、森脇のタイムは一向に上がらずに、9周目を迎えるとき、ピットに自らサインを出してタイヤ交換を要求する。そう、この頃から路面は急速に乾き始めており、レインタイヤでの闘いは限界を迎えていたのだ。

10周目の森脇の予定外のピットインを皮切りに、中須賀、辻村、徳留、藤原らが続々とピットインしてタイヤを交換する。こうなると、通常は1回のピットインで済むのが、燃料等の理由からレース後半でさらに1回の
ピットインが必要になる。レインタイヤのままトップ争いを展開するトップ小西と2位の渡辺。そして16周目に渡辺は小西を捉えるのだが、その後すぐに渡辺のペースが急激に落ち始めて、すぐにピットイン。 これで、トップの小西は一人レインタイヤで奮闘し、予定されていた24周目まで引っ張って、トップで安田毅史にマシンを引き渡す。さて、小西がピットインする1周前の23周目に、辻村がピットインして伊藤真一にライダー交替しているが、この23周という数字が、後々の展開に大きく関与することになる。そう、Hondaマシンで闘う主力チームのほとんどが、伊藤の、レース終盤でのガス欠を予想したのだ。

さて、小西のピットインのタイミングで渡辺がトップに立ち、中須賀が2位、3位には徳留がつけるが、その徳留は33周目にライダー交替のためにピットロードに入った際、パイロンに接触して転倒してしまった。これで、マシン修復のために時間を費やして大きくポジションダウン。優勝争いからは完全に脱落してしまった。徳留が転倒する1周前の32周目、中須賀が2度目のピットイン。ここでライダー交替があると思われたが、タイヤ交換と給油を終えると、中須賀が引き続いてマシンに跨がってレースに復帰。吉川はシーズン前のテストで鎖骨を骨折しており、それが完治したばかりで、リスクを避けた形だ。一方で、レース形式で中須賀にロングランをさせるという意味もある。35周目、清成がピットインして高橋にバトンタッチ。41周目、トップの渡辺がピットに入り、青木に交替。こうして、トップグループが2度目のピットインを終えた46周目、伊藤が後続を12秒も引き離す単独トップに立ち、青木が2位、高橋が3位、安田が4位、中須賀が5位というオーダー。
さらに伊藤の勢いは止まらずに、47周目には2分11秒062を叩き出す。しかし、この伊藤に悪夢が襲いかかった。52周で争われる51周目、デグナーカーブを立ち上がって立体交差下を過ぎたところで伊藤のマシンはガス欠のために止まってしまったのだ。これでトップは高橋のものとなり、さらに高橋は51周目に2分11秒825を記録して後続との差を確立すると、優勝のチェッカーを受ける。

一方、最終ラップの第1コーナーで青木を捉えた安田が、そのまま2位でゴールし、青木は3位中須賀が4位でチェッカーとなった。XX-Formula:Division1のトリックスター&B-LINEの松戸選手は予選中に負った手の具合も思わしくない中GPライダーの面目躍如の活躍で決勝レース中もファーステストラップを連発し総合で7位と大健闘クラス2位と成りました、コカ・コーラ鈴鹿8耐の前哨戦は大波乱の展開となり、例年以上にアツイ夏を予感させるものとなった。そして、今大会の結果を踏まえて、各チームは7月30日(日)の決勝レースに向け、さらなる準備を整えることになる。今回エントリーしなかったチームの動向を含めて、その過程は、7月3日~4日(火)の公開合同テストで明らかになる。

 

文部科学大臣杯 2006年 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ第4戦

サポートライダー/JSB1000クラス/♯13 須貝 義行

サポートライダー/GP125クラス/♯1 菊池 寛幸、♯2 仲城 英幸、♯12 井上 誠、♯36 徳留 真紀

■開催日/予選:5月27日(土)、決勝:5月28日(日)  ■天候/予選:雨・ウェット 決勝:曇時々雨・ドライ/ウェット
■開催場所/大分県・オートポリスサーキット(4.674Km)■観客数/予選:4,900人・決勝:28,325人

JSB1000クラス/
決勝は中須賀克行が好スタートを見せ、1コーナーにトップで進入し、渡辺篤、柳川明、秋吉耕佑、須貝義行、小西良輝、伊藤真一、手島雄介と続いていく。
3列目からスタートを決めて好位置をキープしていた小西だったが、S字コーナーの切り返しでハイサイドで転倒。オープニングラップで戦列を離れてしまう。さらに、渡辺をかわして2番手に浮上した柳川は、第2ヘアピンでコースアウト。大きく順位を下げ、14番手で1周目を終えていた。

2周目になるとペースの上がらない中須賀を渡辺、秋吉がかわし、ヨシムラが1-2体制を築く。後方からは伊藤、山口が追い上げを開始。伊藤は、2周目に5番手に、3周目に4番手、4周目には中須賀と、一つずつポジションを上げ3番手に上がってくる。その4周目には、秋吉が渡辺をかわしてトップに立つ。秋吉はペースを上げるが、これに渡辺はついていけない。逆に伊藤の接近を許し、6周目の第2ヘアピンで伊藤が2番手に上がる。
伊藤と同じく後方から追い上げてきた山口は、3周目に6番手、5周目に4番手に上がると渡辺のテールを捕らえる。その伊藤と山口を上回るペースで追い上げるライダーがいた。オープニングラップにコースアウトをした柳川明だった。柳川は、驚異的なリカバーを見せ、5周目に11番手につけていたが6周目には5番手まで浮上、
ファステストラップをマークしながら渡辺と山口による3番手争いに加わってくる。

トップ争いは、秋吉に伊藤が追いつき一騎打ちの様相を呈してくる。伊藤は、10周目にトップを奪うが、11周目の1コーナーで秋吉もレイトブレーキングを見せて抜き返す。その後方では、柳川が渡辺と山口をかわして3番手に浮上すると、トップ争いを上回るペースで急速に接近。13周目にはトップの秋吉が最終コーナーでバックマーカーに引っかかったこともあり、14周目のホームストレートには3台が一丸となって現れ、トップグループは、三つ巴の戦いとなる。これを見た伊藤は、14周目の第2ヘアピンでトップを奪うと、そのままバックマーカーをうまくかわしてリードを広げていく。これを追いたい柳川だったが、秋吉をかわせない。ラスト2周となる17周目にやっと秋吉をかわすものの、伊藤を射程に捕らえることはできなかった。伊藤が今シーズン2勝目を挙げ、全日本歴代最多勝記録を更新する26勝目となった。柳川は2位、秋吉が3位で続いた。
4位には、ジリジリと追い上げてきた徳留和樹が入り、山口、渡辺、辻村猛、手島、出口修、中須賀、須貝の順でチェッカーフラッグを受けた。

ライダー 須貝義行のコメント 
『スタートは普通にできた。1コーナーのブレーキがうまく決まり一気に前に出られた。今シーズンタイヤのレベルを上げていただけたのと、WPサスのハイレベルなマッチングがあって上位陣以上の高いコーナリングスピードを出すことができた。結果的には定位置となったが、全体を通して確実に速くなったことが立証できたことはよかった。中須賀選手をパスするために暖めておいた作戦が上手く決まったのに周遅れに阻まれ抜き返されたことは残念でならなかった。8耐で他チームのCBRに乗ることになるがDUCATIを見つめ直すいい機会なので後半戦に向けプラス材料を見つけたい。』      

GP125クラス/
決勝は仲城英幸が好スタートを見せホールショット。
これにポールポジションスタートの中上貴晶、菊池寛幸、渡辺一馬、葛原稔永、山本武宏、徳留真紀と続いていく。オープニングラップでは、中上が菊池、渡辺、葛原にかわされ一時は5番手まで順位を落とすが、すぐにポジションを回復し、3番手で2周目に突入する。

仲城は、いつものスタートダッシュで、2番手の菊池に約1秒のマージンを築く。中上は、菊池をかわして2番手に上がると、仲城に迫っていく。テール to ノーズとなると、3周目のホームストレートで難なくパスしていく。意地を見せたい仲城だったが、ペースが上がらず、逆に後方集団に飲み込まれていく。中上は、ジリジリとその差を広げ独走体制を築いていく。 仲城が徐々に順位を落とすのと対照的に23番手グリッドからスタートしたFRSの富沢祥也が激しい追い上げを見せ、4周目には2番手争いの集団に加わってくる。チームメイトの追い上げを知った徳留は、そのまま攻めの走りを見せるが、それが裏目に出てしまい6周目に縁石に乗り上げて転倒。再スタートしようとするが、ハンドルが折れてしまい万事休す。悔しいリタイアとなってしまった。その後も富沢の勢いは止まらず、7周目に葛原を、8周目に菊池をかわして2番手に浮上する。 その後、富沢と菊池、そして葛原が三つ巴の2番手争いを繰り広げていく。

トップの中上は安定した走りを見せ、独走のままチェッカー。見事開幕3連勝を飾った。2番手争いは、最終ラップに菊池をかわした富沢が制し2位でゴール、菊池、葛原と僅差で続いた。以下、渡辺、山本と続き、7列目28番手グリッドから追い上げた竹内吉弘が7位でゴールした。菊池選手に関しては、レース終盤に突入してもライバルたちの状況を的確に把握しながらの落ち着いた走りを披露。ラストラップまでアグレッシブな走りを続けた結果、接戦の末3位でゴール。開幕戦より連続表彰台を獲得し、好調のまま前半戦を終了することができた。約3ヶ月のインターバルをおいて、後半戦はスポーツランドSUGOゥらスタートする。ここから、菊池の快進撃が始まるだろう。

菊池寛幸コメント
「このレースウィークは雨と強風に見舞われて難しいコンディションでしたが、それは参加しているライダー全員に言えることなので特に気にしていませんでした。ただし、決勝日も風が強かったため、ウォームアップを走行した時点で、コーナーの攻め方に悩んでいたのは事実です。今日も若いライダーとの戦いになりましたが、彼らは素晴らしい走りをしていたので、私も熱くなりました。しかしまだ予想以上にラップタイムも遅く納得いくレース内容ではありません。このインターバルで状態を変えて自分自身の納得いくレースをしたいと思います。後半戦はもっと良いレースをお見せしましので応援よろしくお願いします。」

徳留のコメント
「いざレースが始まると周りよりもコーナーで攻めれて、ブレーキングで2台をごぼう抜き出来るくらい攻めの走りが出来てました。トップ争いの中、4周目位には4位までポジションを上げ更なるポジションアップをと攻めの走り!コーナーのイン側のグリップの悪い所でバランスを失ってしまいました。転倒した後再スタートを試みましたが運悪く、ハンドルとステップ周りが折れていて、走り続けることが出来ずリタイヤとなりました。ただただ悔しいです。メカニックもレース直前まで必死に働いてくれたしマシンも勝負できるとこまで仕上がってきていた。いい走りが出来てたし、自分の気持ち的にも非常に前向きなレースが出来ていた。結果を出せなかったことは非常に残念ですが、いいリズムで走れるようになってきたのは嬉しく思っています。
後半戦巻き返したいですね。」

 

全日本ロードレース選手権シリーズ第3戦 自動車安全運転センター安全運転中央研修所
サポートライダー
IA-1クラス
♯2  高濱龍一郎選手 ヒ-ト1::12位   ヒート2:27位
♯13 平塚 雅樹選手 ヒ-ト1::9位    ヒート2:9位
♯20 小川 裕紀選手 ヒ-ト1::17位   ヒート2:18位
♯35 吉田 勝選手
IA-2クラス
♯331 新井 宏彰 ヒ-ト1::3位    ヒート2:4位

第3戦の舞台となったのは、自動車安全運転センター安全運転中央研修所。この会場は、自動車教習所の教官講習などに使用される公共施設で、高速周回コースの内側に安全運転教習のための様々な体験設備がある。
関東全域はもちろん、東北、関西などの遠方から15,500人の観客が詰めかけた。


IA1第1ヒート。ホールショットを決めたのは溝口哲也。成田 亮が2番手、福留善秀、戸田蔵人、小池田猛がこれに続き1周目のコントロールラインを通過。序盤、溝口と成田のトップ争いは、3周目のフィニッシュジャンプを過ぎたあたりで溝口がラインを明け渡しリーダーが入れ替わる。4周目以降はハイペースの成田を溝口が追う展開となり、福留は単独3番手のポジションをキープ。その後方では、小池田、戸田、熱田、増田、加賀が激
しい4番手争いを繰り広げる。そんな中、動きがあったのは9周目、増田が転倒で脱落。一方熱田は、14周目に小池田、福留を立て続けにパスし3番手に浮上する。この時点でトップ2台は大きなリードを広げ、レースはしぶとく追いすがる溝口の追撃を振り切った成田が優勝。溝口は2位で今季初表彰台を獲得。熱田が3位。後続では福留が終盤ポジションを下げ、小池田、加賀、福留の順でフィニッシュした。


続くIA1第2ヒート。ホールショットを奪ったのは熱田。成田が2番手に付け、共に海外での実績を積んで全日本に復帰した二人が序盤から激しいトップ争いを展開。溝口がその成り行きを見守るように3番手に付けレースの序盤が経過する。前半先行していた熱田だが、6周目に成田にトップを譲ると今度は溝口のプレッシャーを受けて、11周目に今度は溝口が2番手に浮上。続く12周目には増田が熱田、溝口を一気にパスし2番手に浮上。増田は後半、成田にプレッシャーをかけ続けるが、成田は増田の追撃を凌いでトップでチェッカーを受け、前回近畿大会に続く今季2度目のパーフェクト優勝を達成。増田がこのヒート2位。終盤、疲れの見え始めた溝口を捉えた熱田が3位表彰台を獲得。溝口は4位、福留は自己ベストとなる5位でフィニッシュした。


IA2レースは、1周目加藤がトップ、小島庸平が2番手、新井宏彰、平田 優がこれに続き1周目のコントロールラインを通過。2周目、加藤がミスでポジョンを下げ代わって小島がトップに浮上。中盤は逃げきりを図る小島を新井、平田、さらに4番手に付けた井上眞一のカワサキ勢が追う展開となるが、確実にトップをキープする小島は、前半は新井、後半は新井に代わって2番手に浮上した平田の追撃を退けトップでフィニッシュ。今季2勝目をマーク。前回パーフェクト優勝の平田が2位、新井が3位で表彰台を獲得致しました。


第2ヒートは尾崎のホールショットでレースがスタート。小島が2番手、以下、須田 純、中村真悟、井上、渡辺 学が続き1周目のコントロールラインを通過。平田は1コーナーでクラッシュに巻き込まれ、その際、他車とマシンが絡んで再スタートに大きく手間取り遥か後方からの追い上げを強いられる。レースは7周目まで尾崎がトップをリード、小島を挟んで渡辺が3番手に浮上するが、8周目尾崎がミスを犯し3番手に後退。後半は小島が
渡辺、尾崎の追撃を抑え逃げる展開となるが、1周目18番手のポジションから猛烈な勢いで追い上げてきた勝谷がトップ争いに追いつくと、尾崎、渡辺を一気にパスし2番手に浮上。なおも勢いの止まらない勝谷は17周目、ついに小島も抜き去ってトップを奪うとそのまま逃げきり大逆転の末に今季初優勝を飾る。2位は小島。渡辺と尾崎の3位争いは、18周目に渡辺がコースアウトでポジションを下げ尾崎が3位表彰台を獲得。
新井選手は4位でフィニッシュしました。

 

 

2006年 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ第2戦 鈴鹿2&4レース
サポートライダー
JSB1000クラス
♯13 須貝 義行
予選13位    決勝12位
■開催日/予選:4月15日(土)、決勝:4月16日(日) ■天候/予選:雨・決勝:晴 
■観客数/予選:13,000人・決勝:29,000人

開幕戦に続き、渡辺篤の好スタートでレースは始まった。
2周目のS字コーナーでトップを走っていた秋吉を始め、4台のクラッシュが発生。このアクシデントのため、赤旗が提示され、レースは仕切り直しとなる。 再スタートでも再び渡辺がホールショットを奪い、小西、徳留、辻村、伊藤と続いていく。渡辺は、今回もオープニングラップからハイペースで飛ばし、2番手以下を引き離していき、3周目に突入した時点で約2秒のアドバンテージを築いていた。その後方では、ディフェンディングチャンピオンの伊藤が激しくプッシュしてくる。

2周目に徳留、3周目のデグナーカーブで辻村、ヘアピンで小西をかわして2番手に上がると、渡辺をジリジリと追い上げていく。さらに秋吉も4周目に、このレースのファステストラップとなる2分9秒643をマークして伊藤の後方につける。トップグループは、渡辺を先頭に伊藤、秋吉の3台が形成。

4位争いは、5台の集団となっていた。
この4位争いには、オープニングラップを11番手で終えた山口辰也がいた。山口は、ここから一台、また一台とポジションを上げ、6周目には小西をかわして4番手に浮上する。その直後トップ争いにも動きがあった。
6周目のシケインへのブレーキングで伊藤が渡辺をかわして今シーズン初めてトップに立つ。しかし、渡辺も意地を見せ、8周目のホームストレートで伊藤をかわしていく。渡辺は、やや伊藤を引き離していくが、伊藤も必死に食らいついていく。その伊藤の背後には秋吉がピタリとつけ、伊藤がヨシムラの2台に挟まれる形で周回を重ねる。


そして12周目、再び渡辺を射程にとらえた伊藤が、シケインで前に出ていく。
13周目に入るホームストレートで渡辺が前に出て1コーナーに進入するが、2コーナーで伊藤が渡辺のインにすべり込みトップを奪う。この辺りからバックマーカーが多く出始め、トップ争いの命運を分ける。シケインの進入で渡辺はバックマーカーに引っかかってしまい伊藤が1秒以上のリードを築くことに成功する。その後、伊藤はラストスパートをかけ、渡辺を引き離してチェッカー。開幕戦で負傷した身体をおしての力走で今シーズン1勝目をマークした。渡辺篤が2位でゴールし、暫定ポイントランキングトップに躍り出た。3位には、レース終盤に激しい追い上げを見せた山口辰也がラストラップの逆バンクで秋吉をかわして表彰台の一角をもぎ取った。秋吉は、スペアバイクで出走しながらも、健闘し4位。以下、中須賀、出口修、亀谷長純、須貝選手は終盤追いすがる手島選手を抜き去り12位を受けている。

 

全日本モトクロス選手権第2戦 名阪スポーツランド
サポートライダー
IA-1クラス
♯2  高濱龍一郎選手 ヒート1:9位   ヒート2:2位
♯13 平塚 雅樹選手 ヒート1:10位  ヒート2:12位
♯20 小川 裕紀選手 ヒート1:13位  ヒート2:13位

全日本モトクロス選手権第2戦は奈良県の名阪スポーツランドで開催された。
全体がサンド質で、ハイスピードかつテクニカルなレイアウトが特徴のコース。 大会期間中は、予選の土曜日こそ強風に悩まされたが、決勝の日曜日は穏やかなレース観戦日和に恵まれ、公式発表で16,866人の観客が詰めかけた。

 IA1第1ヒート、好スタートを決めたのはディフェンディングチャンピオンの小池田猛、出原 忍、福留善秀、成田 亮ら。1周目、出原が小池田をパス。成田は福留をパスし、出原、小池田、成田、福留、溝口哲也、中村友則、釘村太一の順に1周目のコントロールラインを通過。ヤマハ3台をライバルメーカーが追う展開は、成田が序盤に小池田、出原をパスしトップに浮上。トップ争いの混戦を抜け出した成田が徐々にリードを広げる一方、2位、3位争いは福留が一旦は3番手に下がった出原をパスしヤマハ勢の中に割って入る。前半はトップ成田に小池田が食い下がるが、後半に入ると徐々に両者の差は広がり始め、成田が得意の逃げきり態勢に持ち込む。その後方では、福留に続き溝口、中村がポジションを下げ、代わって増田一将、熱田孝高がポジションアップ。
 終盤、3番手をキープしていた出原に追増田と熱田は、立て続けに出原をパスしヤマハ1-2-3の一角を崩すと、終盤、今度は熱田がチームメイトの増田をパス。しかし、この時点はトップ成田と単独走行を続ける小池田とはかなりの差があり、結局序盤から安定した走りで逃げ切った成田が優勝。2位小池田に続き熱田が3位で表彰台の一角を手に入れた。

  最終レースとして行われたIA1第2ヒート。好スタートを決めたのは福留、高濱龍一郎、成田、大河原功次らで、今度はホンダが先行しヤマハが追う展開となる。1周目、一気に勝負をしかけた成田が立て続けに高濱、福留をパスしトップに浮上。
第1ヒートはスタート直後の転倒に巻き込まれ、最後尾からの追い上げを強いられた高濱が福留をパスし成田に続き2番手で1周目のコントロールラインを通過。福留、大河原、熱田、平塚雅樹、増田がこれに続く。2番手高濱を後ろに従えて快調にラップを刻む成田は、後半、追いすがる高濱を徐々に置き去りにし独走態勢に。結局成田は危なげない走りでこのヒートも制しパーフェクト優勝を達成。後続では高濱が単独2番手を走行していたが、終盤、熱田、増田、小池田による3位争いの集団が高濱に急接近。高濱がこれに飲み込まれる形で一旦は熱田が高濱の前に出るが、直後にミスをした熱田を高濱が抜き返し、終盤素晴らしいラストスパートをかけた高濱が熱田の追撃を振り切り2位でフィニッシュ。表彰台を獲得した。

サポートライダー
IA-2クラス
♯331 新井 宏彰 ヒート1:4位   ヒート2:4位
 第1ヒート、ホールショットを決めたのは開幕戦第1ヒートでA級初優勝を飾った新井宏彰。井上眞一、平田 優、須田 純がこれに続きカワサキが上位を独占する形でレースがスタート。2周目、平田がまず井上をパスし2番手に浮上。続く3周目、このコースを得意とする平田は新井をパスしトップに浮上、後半、まず井上をパスしリードを続けていたカワサキ勢の間に割ってはいると、2番手を走っていた新井もパスし2番手に浮上。しかし、このときすでに平田は大量リードを築いており、最後まで自分のペースを保って走りきった平田が念願のIA初優勝をマーク。勝谷が2位。終盤ペースの落ちた新井は4位でフィニッシュした。第2ヒート、ヒート1の優勝でペースをつかんだ平田がホールショットを決めると、平田のチームメイト加藤吏一、須田がこれに続きまたもカワサキがスタートから上位を独占。ハイペースで周回を重ねる平田がリードを広げる一方。深田卓哉が3番手に浮上するが、ここに追いついた勝谷が深田をパスすると、2番手をキープしていた加藤にも襲いかかり逆転。終盤勝谷は、トップを独走していた平田との差を詰めるが、このレースも序半に築いたリードに守られた平田が余裕を持って逃げきり、平田がパーフェクト優勝を達成。勝谷はこのレースも2位でフィニッシュ。また、深田、尾崎、新井による3位争いは、最後のスタミナ勝負に勝った尾崎が抜け出し、ヒート1に続き3位、新井は両ヒート共に4位に入った。

 

2006年シーズンロードレース開幕戦
GP125クラス:♯1菊池 寛幸/♯2仲城 英幸/♯12 井上 誠/♯36 徳留 真紀
主催:ツインリンクもてぎ(4,801m)
決勝レポート
DATE:2006-4/2
■開催日/予選:4月1日(土)、決勝:4月2日(日)  ■天候/予選:晴れ・ドライ 決勝:曇り後雨・ドライ/ウェット  ■観客数/予選:3,900人・決勝:8,300人

 レースは14歳の中上貴晶が仲城英幸との一騎打ちを制し初優勝を飾る!
中上選手は他のライダーよりずば抜けて早い車両だがすばらしいスタートダッシュを見せた仲城英幸が、真っ先に1コーナーに進入。富沢祥也、中上貴晶、竹内吉弘、菊池寛幸と続いていく。オープニングラップのS字コーナーでは、今回が全日本デビューである富沢が仲城をかわしてトップに立つ。仲城もすぐにホームストレートで抜き返し、トップの座を奪い返すと、そのまま仲城の勝ちパターンである独走体制を築くかと思われた。しかし、二人のティーンズライダーがピタリと仲城をマーク。3周目には中上が富沢をかわすと、ダウンヒルストレートで仲城をかわしてトップに立つ。
トップの3台は2分01秒台で周回し、4番手を走る菊池はエンジンの調子が上がらず、このペースについていけない。トップを走る中上は、その勢いのままレースをリード。仲城、富沢が追う展開となる。9周目の3コーナーでは中上がブレーキングをミスし、仲城が前に出るが、直後のダウンヒルストレートで中上が再びトップに立つ。さらに10周目に入るとバトルはヒートアップ。まず仲城が中上をパス。さらに富沢も中上をかわして2番手に上がると、仲城も捕らえトップを奪う。しかし、最終コーナーで痛恨の転倒。そのままリタイアと
なってしまう。これでトップ争いは仲城と中上の一騎打ちとなるが、中上が仲城を抑えきってチェッカーフラッグを受け、うれしい全日本初優勝を飾った。富沢の転倒で3位争いとなったセカンドグループはチャンピオンの菊池が巧者ぶりを発揮し、集団のトップでゴール。以下、竹内、井上、渡辺、山田の順で続いた。
●ライダーのコメント
2位/仲城英幸
 スタートはうまくいったので、ペースを上げようと思ったけれど、思うように上げられず、富沢くんや中上くんに抜かれてしまった。もっとペースアップしようと思い、(徐々にペースが上がる)このようなレースになった。僕はやわらかいタイヤを選択しミスチョイスをしたので、後半は苦しい展開になってしまった。でも、勢いのある若いライダーが増えたので、今後のレースも楽しい展開になると思う。今日の悔しさを次は勝利に変えたい。

3位/菊池寛幸
 今日は苦しいレースになると思っていたので、3位は上出来。中上くんのような若いライダーが頑張ってくれると、自分も力が入るし楽しんで走れる。今後は僕ら(ベテラン)が若手の彼らを追う立場になるといいね。僕らをぶっちぎってくれないと、世界で通用するライダーにはなれない。僕も次に繋ぎたいね、次のレースも楽しみだね。

JSB1000クラス
♯13/須貝 義行
 ドライコンディションでスタートした第1レースはオープニングラップから秋吉耕佑がリード。渡辺篤が10周目に追いつき、これからチームメイト同士のトップ争いが白熱するかと思われた13周目、空から雨が落ちてくる。この雨でレースは中断、12周目終了時点の順位でグリッドに着き、残り8周の順位で争われることになった。レインコンディションで再びスタートしたレースは、柳川明がホールショットを奪い、小西良輝、中須賀克行、秋吉耕佑、須貝義行、トップを走る柳川は、一気にペースを上げ2番手以下を引き離していく。
 小西と中須賀が2位争いを繰り広げるが、3周目の5コーナーで中須賀がコースアウトし後退。須貝が3番手に浮上する。その後方からは出口が激しい追い上げを見せ、4周目に須貝と小西を立て続けにパスし2番手に浮上し、さらにトップの柳川を上回るペースで周回を重ねていく。第1レースをトップでゴールした秋吉は、6番手を走行していたが痛恨のコースアウト再スタートしたものの、大きく遅れてしまう。3番手争いは須貝、小西、徳留、渡辺、中須賀の戦いとなっていく。柳川と出口の差は、徐々に縮まっていくものの、周回数が短いこともあり、柳川が逃げ切りトップでゴール。波乱の開幕戦を柳川が制する。出口は2位でチェッカーフラッグを受け、初表彰台を獲得。3位には、終盤にペースを上げた渡辺が入り表彰台の一角を占めた。以下、徳留、中須賀、須貝、亀谷長純、川瀬裕昌続き、朝のウォームアップで転倒し、負傷を押して走った伊藤真一が10位でゴールしました。

全日本モトクロス選手権の開幕戦

IA-1クラス:高濱龍一郎選手♯2/平塚 雅樹選手♯13/小川 裕紀選手♯20
IA-2クラス:新井 宏彰♯331

 全日本モトクロス選手権の開幕戦は宮城県のスポーツランドSUGOで開催された。
春まだ浅い東北地方は朝夕の冷え込みが厳しく、彼方に見渡す蔵王連山にはたくさんの雪が残る。しかし、大会期間中は好天に恵まれた。5月には昨年に引き続き世界選手権の開催が決まっており、その前哨戦ともなるレース。ファンの注目が集まり、公式発表で10,980人の観客が集まった。
IA1第1ヒートは、仙台市出身でここSUGOが地元でもある熱田のホールショットでレースがスタート。直後に高濱龍一郎、増田一将、福留善秀とホンダ勢が上位を独占し、5番手に成田が続く。後半、約1秒差で追う成田に対し、熱田も応戦。結局最終ラップまでもつれ込んだトップ争いは、最終ラップに成田がミスを犯したこともあり熱田が逃げ切って優勝。2位成田、高濱が10位、平塚が12位、小川が15位でした。続く第2ヒートは中山 裕のホールショットでレースがスタート。しかし直後に熱田がトップに浮上。で、今度は中村がイン側にマシンをこじ入れ、熱田、成田の間に割ってはいる。熱田の背後に中村が迫り、それを成田が追う展開が4周目まで続くが、5周目に成田がコースの奥手でミスを犯し7番手まで後退してしまう。一方の中村は熱田に対し猛チャージを見せ、ついに熱田をパスすることに成功。勢いに乗った中村は、後半8周に渡ってトップをキープする。最終的に高濱が3位に入賞しました。
平塚14位、小川15位でした

IA-2クラス
新井 宏彰♯331
 第1ヒートのホールショットを決めたのは平田 優。新井宏彰、池谷優太、深田卓哉、小島庸平がこれに続く。
スタートで上位に食い込んだ池谷は徐々にポジションを下げ、トップグループは平田、新井とこれを追う小島の3台に絞られる。動きがあったのは4周目。ペースが上がらない平田を新井がパスしトップに浮上。平田は小島にも抜かれ3番手に後退する。後半、逃げる新井を必至で追う小島だが、新井のペースが速く、徐々に小島を突き放した新井は、10秒近いリードを保ったまま最後まで走りきり、開幕戦でA級初優勝をマークした。2位は小島、平田が3位。

 第2ヒート、優勝で勢いづいた新井が鮮やかなホールショットを決め、小島、井上眞一、平田がこれに続く。2周目、早めに勝負に出た小島が新井をパスしトップに浮上。新井も小島に食い下がり、両者は3番手移行を置き去りしながら、ラストラップまで延々30分以上続くトップ争いを展開。息つく暇さえ与えないような緊張したトップ争いは、最後の最後まで新井の追撃を抑えきった。
新井選手の健闘が特に光った大会でした。

 
 


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