【レースレポート】2026 Moto2/Moto3 第3戦アメリカズGP — アギウスMoto2優勝、クルーセス15番手から6位の大躍進
2026年3月29日〜30日、アメリカ・テキサス州オースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)にて、2026 MotoGP世界選手権第3戦アメリカズGPが開催されました。Advantage Direct Drive Racing Discを採用するLIQUI MOLY Dynavolt Intact GP TeamおよびCIP Greenpower Teamの各選手が、Moto2・Moto3両クラスで見事な成績を収めました。
#18 マヌエル・ゴンザレス — 予選10位 → 決勝 5位(ランキング首位キープ)
今大会のMoto2クラス決勝は、多重クラッシュによる赤旗中断が発生し、当初の16周から10周へと短縮される超スプリントレースとなる波乱の展開でした。
#81セナ・アギウス選手は、この荒れたレースを見事に制しました。再スタート後、持ち前の圧倒的なコーナースピードを武器にレースを牽引。終盤にはチェレスティーノ・ヴィエッティからの猛追を受けましたが、ハードブレーキングと見事なライン取りでしのぎ切り、2位に0.497秒差をつけてトップチェッカー。キャリア3勝目となる最高のリザルトをチームにもたらしました。
#18マヌエル・ゴンザレス選手も、荒れた展開の中で冷静さを失わない堅実な走りを見せました。確実に順位を上げて5位でフィニッシュし、貴重な11ポイントを獲得。総合ポイントを39.5に伸ばし、チャンピオンシップの首位の座をしっかりとキープしています。
赤旗再スタート後の超スプリントレースでは、タイヤが冷えた状態からの急激なブレーキング負荷が求められます。アギウス選手の勝因となった終盤のハードブレーキングを支えたのは、Advantage独自のT型フローティングシステム(面接触構造)が生むリニアで安定した制動力。10周という短期決戦でも、1周目からフルパフォーマンスを発揮できるレスポンスの良さが光りました。
#64 ダビド・ムニョス / #22 ダビ・アルマンサ — 欠場
Moto3クラスのIntact GPチームでは、レギュラーライダー2名が欠場となり、急遽マルコス・ウリアルテ選手(#88)がスポット参戦しました。事前の準備期間が限られる中での出走でしたが、14周の厳しいレースで激しい集団バトルを生き残り、14位でフィニッシュ。代役ながらしっかりと2ポイントを持ち帰る健闘を見せました。
#19 スコット・オグデン — 予選10位 → 決勝 10位
CIP Greenpower Teamの2人は、揃ってトップ10フィニッシュを果たすエキサイティングな週末となりました。
予選では、両ライダーともQ1からの出走でしたが見事な勝負強さを発揮。#19オグデン選手はQ1をトップタイム(2分14秒137)で通過し、Q2でも10番手タイム(2分13秒244)をマーク。#11クルーセス選手もQ1を3番手で通過してQ2へ進出し、15番手からの決勝スタートを確保しました。
決勝14周のレースは、トップ集団が最終ラップの最終コーナーまで激しく順位を入れ替えるMoto3らしい大混戦となりました。#11クルーセス選手は15番グリッドから序盤より素晴らしいペースで着実にポジションアップ。セカンドグループでの激しいバトルを抜け出し、トップから14.914秒差の6位でチェッカーを受けました。予選から9つ順位を上げる会心の走りで、チームに大量ポイントをもたらしています。
#19オグデン選手も、10番グリッドから終始アグレッシブかつ安定した走りを展開。クルーセス選手らと同じグループでの激しいポジション争いの中を粘り強く戦い抜き、10位でフィニッシュしました。
ADVANTAGEは引き続き、世界最高峰の舞台で戦うライダーたちをブレーキテクノロジーで支えてまいります。